どうしようもないことで悩まずに済む1つの方法

私はつい先日、アドラーの”嫌われる勇気”を読みました。

その中でも特に心が楽になる考え方があったので、共有したいと思います。

 

人間関係の中で、「あの人が思ったように行動してくれない」「どうして自分はこんなに頑張っているのに反応がないんだろう」と思うことありますよね。

そういう時どうすればいいのか。

 

結論から言うと、「課題の分離」をしてみよう

 

ということです。

 

私はこの考えを知って、随分と思い悩むことが減りました。

 

 

課題の分離とは、それをやるべきは誰かを考えてみることです。

そして、他者の課題には介入せず、自分の課題には誰ひとりとして介入させない。

これが重要です。

 

課題と聞くと勉強や仕事が思い浮かびますが、

課題は行動と言い換えてもいいかもしれません。

 

 

「行動による結果を最終的に引き受ける人」を考えるのです。

 

 

その行動はわたしのやることなのか、あいてのやることなのか。

 

 

アドラーはあらゆる対人関係のトラブルは、他者の課題に土足で踏み込むこと—— あるいは自分 の課題に土足で踏み込まれること—— によって引き起こされると説いています。

 

わたしの課題であるならわたしの努力や選択次第でどうとでもなりますが

あいての課題であるならわたしが踏み込んでもどうしようもないわけです。

 

 

これをすることによって、それが自分の課題でないのなら考えるだけ無駄であると悩まずに済みます。

 

 

自分が挨拶をして、相手が返事をするかは相手の自由。

自分が告白をして、相手がそれを受け入れるかは相手の自由。

 

やるべきことをやって相手がどうするかは相手が決めるわけです。

 

 

この考え方を知るまでは、相手が思うように行動してくれないことに腹を立てたり、自分が頑張ってるのに評価されないことに落ち込んでたりしてました。

 

 

だけど、課題を分離することで、ああ、これは私が考えることじゃないなと冷静に線引きをすることができるようになり心が軽くなりました。

 

課題を分離して、自分のやるべきことだけに集中してみるとよいかもですね。