嫌われる勇気 書評 人間関係に悩みを抱える全ての人へ
今更ですが、「嫌われる勇気」を読みました。
この本は、人間関係に悩みを抱える全ての人に読んでもらいたい良書です。
この本では、心理学者のアドラーという人の教えを、
人間関係に悩む青年と哲学者の二人の対話形式で解説しています。
哲学書とみると少し身構えてしまいますが、
単純に読み物として面白く、最初のページから惹きこまれてしまいます。
帯には「最後にはなぜか泣いてしまいました。」と書いてあって、
そんな馬鹿なと思いましたが、実際私も読んでいる途中で涙ぐんでしまい、
しばらく読書が出来なくなりました。
アドラーの語る話というのはつまり、すべての悩みは対人関係からなるという極論です。
中にはそれは違うだろうと反発してしまうような意見もありましたが、
極論だからこそ面白いし、納得してしまいます。
まさに、この本の中で反論する青年のように。
アドラーはこの本の中で
と述べています。
これらの言葉から始まるアドラーの考え方は、
変わりたいと願うあなたが最初の一歩を踏み出すための、
大きな後押しとなることでしょう。
漫画「からくりサーカス」の登場人物、才賀 勝も言っています。
「今に生きてる人をがんじがらめにして、 幸せをもとめる気まで奪っちゃうのは 過去の糸だ!」
「現在を生きるためには 過去の糸にあやつられちゃダメなんだ!」
からくりサーカス 全43巻 完結コミックセット (少年サンデーコミックス)
- 作者: 藤田和日郎
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2010/01
- メディア: コミック
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からくりサーカスとても面白いですよ。最近アニメ化もされましたしね。
名言揃いなのでどこかで見たことあるという方もいらっしゃるかと思います。
オススメなので、時間がなければNABERまとめだけでも見てみてはいかがでしょう。