魅力的な人間は他人を褒める

今日は魅力的な人について考えてみました。

魅力的な人たちについて共通する点

それは

 

他人を褒めるのが上手い

 

ということです。

 

 

魅力的とはどういうことを言うのでしょう。

 

改めてGoogleさんに聞いてみますと

「魅力:人の気持を引きつけて夢中にさせる力」

という答えが帰ってきました。

 

 

私がぱっと思いつくのは格好いい人や頭がいい人、

友人が多く、常に人の輪の中心にいるような人です。

 

笑いがたえなくて、雰囲気のいい空間にいる人。

そういう人たちは息をするように人を褒めています。

 

「その髪型似あってるね」

「その服可愛いね」

 

外見はもちろん

 

「気が利く~」 

「おっ、さすがそこに気が付くとは」

 

ちょっとした行動にもです。

 

大勢の人に囲まれるような人たちって、とにかく褒めるのが上手なんですよね。

 

そうして気持ちの良い空間ができると、人が集まってくるというわけです。

ギスギスした雰囲気より、和やかな雰囲気の方がいいですよね。

 

 

褒めることのいいところ。

 

褒められると、単純にうれしいですよね。

少なくとも悪い気はしません。

 

生物学的に言うと、人が快感を感じるのは

なにかしらの欲求を満たしたときになるそうです。

 

中でも、承認欲求が満たされた時の快感はとても強いものです。

 

褒めるということは存在を認めることです。 

「貴方はここにいていいんだよ」というメッセージなんですね。 

 

 

私が仕事で会った尊敬できる人は

「素晴らしい!」

というのが口癖で、些細なことでも行動を肯定してくれていました。

 

書類をコピーして渡したり、溜まったゴミを捨ててみたり

本当に些細なことでも褒めていました。

 

それも、ただ素晴らしいというだけではなくて

 

「きみは仕事がいつも丁寧だね」

「あなたはいつも細かいところまで気が付くね」

 

とどういうところが良かったのかも添えて伝えていました。

 

そんなわけですから、周囲の人からの信頼も厚いです。

褒めてくれる人のためなら、もっと頑張ろうって思えますよね。

 

「褒める」ことも技術

 

 

〈NJセレクト〉コーチングのプロが教える「ほめる」技術

〈NJセレクト〉コーチングのプロが教える「ほめる」技術

 

 

 

トミーラソーダロサンジェルスドジャーズ監督をご存じでしょうか。

野茂英雄投手が最初に渡米したときの監督さんです。

 

彼は

 

「ほめるというのはただ「すごい!」「すばらしい」というだけではない。 相手が心の底で、他人から聞きたいと思っている言葉を初めて伝えて「ほめる」という行為は完結する」

 

 

と話しています。

 

相手が聞きたい誉め言葉を伝える・・・。

 

 

人を褒めるためには人のことを良く見ている必要がありますよね。

何気なく褒めようと思っても、なかなかできないものです。

見当違いのことを言ってても、何を言ってるんだろうと思われてしまいます。

 

真面目で責任感がある

明るく情熱的でフットワークが軽い

いつもオシャレに気を使っている

 

その人の魅力的なところや頑張っているところを見つけて、

それを伝えてあげるのがコツだそうですよ。

 

 

 最後に。

 

人を褒めようと思うと、自分にとってもいいことがあるんですよ。

 

人を褒める発想を持つと、人の良いところに目が行くようになります。

 

褒める言葉って本音を伝えないと、すぐ嘘だなってわかるので

本心で言えるように、いいところを本気で探しますよね。

 

そうすると見えてくるんです。

 

努力家であるとか、気遣いさんであるとか

 

素直にそう思えたら、

ああ、私も頑張らないとだなって吸収することができます。

 

 

私もこれを知ってからは、人の良いところを探すように意識して

ちょっとしたことでも人を褒めるようにしてみました。

 

「〇〇さんはこういうところが上手ですよね」

「△△さんは細かいところに気が付きますね」

 「□□さんはいつでも丁寧ですよね」

 

すると少しずつですが、交流できる人たちが増えていきました。

 

相手を褒めると、相手からも自分の事を褒められたりして、うれしくなります。

 

ほんの少しの意識と行動で人間関係が変わっていくんです。素敵ですよね。