テックキャンプ短期集中オンラインコース。学習28日目のふりかえり

学習時間:3:00

 

 

学習の振り返り:

 今日は履歴書と職務経歴書の記入をしていました。色々と自分について振り返る日となったため、ついでになぜ未経験からのエンジニア転職を考えたのかを記しておこうと思います。

 まず、私はテックキャンプスクールを受講するまで介護職についていました。介護職についたのは自宅のすぐそばに特別養護老人ホームがあり小学校の頃から知っていたことから親しみを感じていたからです。加えて祖父母と同居していたから介護技術が近いうちに必要になると思っていたし、介護業界が人手不足と聞いていて力になりたいという思いがありました。その後は福祉の専門学校と大学に通うことで介護福祉士社会福祉士の資格を取得。無事地元の施設に就職することができました。

 介護の仕事は給料も安くキツイと言われているけれど、良いところも沢山ありました。利用者さんから昔の話や地元の話を聞くのは楽しかったし、感謝されるのは非常にやりがいがありました。職場環境の面でもストレスなく仕事ができて残業もなし、休みもある程度は希望が通るし職員間の関係も少なくとも世間話ができる程度には良好。地元で家からも近いため職場まで車で10分とかからないなど。季節の行事では利用者さんと一緒にお茶を飲んで花見をするなど、穏やかな仕事でした。

 ただ、30歳を前にして将来を考えた時、この職場でこの先何年も過ごして行くことに不安と閉塞感を感じてしまったのです。本当にこの仕事を続けていても良いんだろうかと。ちょうどその頃、法人の経営会議で経営不振と施設の老朽化からいくつかある施設のうちの一つを閉鎖、伴って職員に自由退職をお願いすることになるかもしれないと、そういう話がありました。介護の国家資格はいくつか取得していましたが、まるで活かせないし評価もされない環境に不満を感じていたのも事実でした。今の環境はとても気持ちがよく穏やかで平和なんだけど、このままではダメになりそうな焦燥感と年齢的に遅れれば遅れるだけ辛いなら今のうちにという無鉄砲加減に後押しされつつ、そういうことならと。この機会に以前から興味のあったシステムエンジニアをやってみようかなと転職を決意し、仕事終わりに独学でのプログラミング学習を始めました。

 システムエンジニアは能力に応じて評価される仕事だと聞いたので、努力が報われる場所で働きたいと思ったんです。何もない自分にはなりたくなく、頑張れる自分でありたいと思ったんです。周りに比べればスタートは遅いし順調でもないけれど、少なくとも勉強している自分は好きになれそうだったから。やりたい仕事なら今はこの仕事をやっていますと周りにも自分にも胸を張って言えそうだったから。

 そうしてコロナ禍でテックキャンプがオンラインでの短期集中コースを始めたと知り(今までは遠くて地元からでは通えないと諦めていた)受講することにしました。

 

 今はようやく最終課題を終えたところです。未だはじめのはじめのはじめの一歩ではあるけれど、踏み出したからには止まれず止まらず、上手くはできなくとも今やれることをやるだけだと思って頑張ります。